できない理由をさがさない

三重県内で衣料品店を展開するお店が、高齢者施設などに一定時間店舗を貸し切る「貸し切りお買い物サービス」を行っているとのニュースをみた。
施設の利用者から依頼された買い物メモを手に職員が苦労する姿を店舗で見かけたことがきっかけで令和４年８月から始め、これまでに７店舗で計36回実施されているそうだ。利用者さんは「自分の目で見て選べるので毎回来ている。アドバイスもありがたい」と喜び、店舗側は「通路幅など店の利用しやすさを考える機会になり、接客の楽しさが実感できる場でもある。」という。
　開催までには様々な困難が想定されたと思う。一定時間店舗を貸し切ることも大きな壁となったことと思うが、一般客には事前に貸し切りを告知して１施設１時間、スタッフを増員して対応することにより、クリアしている。
できない理由を探すより、できる為にどうすればいいのかを考えることの大切さを教えていただいた。

当センターでも何ができるか、地域に寄り添う取り組みをしていきたいと思う。　　　　和