マラソンデビュー

　当センターの会員・松林さん（現在80歳）が、12月15日に開催された第３回みえ松阪マラソンに初出場された。66歳の時に健康維持のためにウオーキングを始め、走り出したのは70歳。これまでハーフを含めマラソン大会に出場したことはなく「これで最後かもしれない」との想いで出場を決意。結果は4時間49分36秒というすばらしい記録でゴールされた。
　マラソンの翌々日、話を聞いたら既に日常に戻り、走りだしておられた。結果を讃えるも、本人はいたって冷静で、「マラソンはどんな時も最後は自分」「レース途中であきらめるのも、練習の継続も全て自分との闘いや」と話してくれた。松林さんとの会話は常に前向きで冷静、自分自身に厳しい。だからこそ、今回の素晴らしいマラソン結果につながったんだろうと思う。マラソンを楽しんでいます♪と公言する私は気恥ずかしくなった。
　今回、年齢に関係なくやりたいことはいつからでも始めることができると身をもって教えていただき、私自身新しいことを始めてみたいと思っている。　　　和