理事長のつぶや記~vol.8~

江戸時代の1両は今のいくら?

 みなさん、こんにちは。
 最近、令和4年度の最低賃金が過去最大の引き上げになることが話題になっていますね。
 そこで、お金の価値について考えてみました。

 江戸時代における貨幣の価値が現在のいくらに当たるかという問題は、大変難しい問題です。世の中の仕組みや人々のくらしが現在とは大きく異なっていました。現在と同じ名称の商品やサービスが江戸時代にあったとしても、その内容や人々がそれを必要とする度合いに違いがあるからです。

 目安として知る方法に、当時のモノの値段を現在と比べてみる方法があります。日本銀行金融研究所の資料によれば次のようになります。
 ① 米で換算すると
   江戸時代の米の値段が米1石(約150kg)=1両とすると…(18世紀) 約63,000円ということになります。
 ② 大工の賃金で換算すると
   江戸時代に1両で23人雇えたという事例があります。(18世紀後半) 現在の大工の日当を15,000円とすると15,000円×23人分で 345,000円となります。
 ③ そばの代金で換算すると
   江戸時代のそばの値段が1杯16文とすると(江戸中~後期)江戸時代後期には1両=銭6,500文で計算すると、1両で6,500文、約400杯のそばが食べられたことになります。現在のそばの価格が750円くらいとすれば300,000円ということになります。

 そばの値段で換算した1両=30万円で江戸時代のさまざまな職業の人たちの年収を計算すると次のようになります。(磯田道史さんの試算による)

 将軍(徳川吉宗)12兆3,890億円、大名(加賀藩前田家)1,230億円、与力1,800~2,400万円、同心300万円、大店奉公人(120~180万円)番頭(約300万円)、大工(約800万円)、歌舞伎役者(3,240万~1億5,000万円)相撲の興行収入(1,500万円から2,400万円)

 こんなところから江戸時代の人たちはどんな暮らしをしていたか想像してみると、時代劇をみる時、面白いかもしれませんね。

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