理事長のつぶや記~vol.12~

江戸庶民の暮らし

 江戸の庶民はどんな暮らしをしていたのでしょうか。台所事情を覗いてみましょう。1両は日本銀行金融研究所の資料によれば現在の約30万円ということなので、1両=銭6,500文とすると、次のようになります。
 米(1kg)27文=1,215円、麦(1升=1.5kg)40文=1,800円、醤油(1升=1.5kg)銀0.7匁=3,500円、味噌(1貫=3.75kg)銀1.8匁=9,000円、塩(1升=1.5kg)13文=585円、砂糖(1升=1.5kg)銀4匁=20,000円。

 現在、味噌は1.5kgあたり高いもので1,000~1,500円程。砂糖は1.5kgあたり300円程ですので味噌も砂糖は江戸の庶民にとっては高級品だったわけです。

 ところで、東京に「ちくま味噌」という会社があります。元禄元(1688)年の創業の老舗(しにせ)ですが、中万町出身の竹口作兵衛が始めた店です。「ちくま」というと信州の「千曲(ちくま)」を想像しますが、この「ちくま」はかつて中万町が「伊勢国乳(ち)熊(くま)郷」言われていたことに由来するものです。この竹口家には様々なエピソードが伝わっています。「赤穂浪士の大高源吾と俳諧の友であった初代竹口作兵衛が永代(えいたい)橋のたもとにあった店屋増築の上棟式の準備中に泉(せん)岳(がく)寺に引き上げの途中の浪士達に甘酒を振る舞って労をねぎらったこと、幕末には勝海舟の支援者であったこと」などが(株式会社ちくま味噌ホームページ)にご紹介されています。

 また、身近なところでは、射和町には缶詰で有名な「国分家」、勝海舟の支援者であった竹川竹斎で有名な「竹川家」などがあります。

 みなさんも、ぜひ射和町、中万町の古い街並みを散策されてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

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