「生涯現役の日」に考える
「生涯現役の日」に考える
明日。10月1日は「生涯現役の日」です。
現役時代に160km/hの速球を投げていたプロ野球選手が引退、70歳になった時に140km/hで投げられたとします。はたしてその人を指して「生涯現役」と呼ぶのでしょうか。
私自身、「人生100年時代」、「生涯現役」などの言葉を多用する立場にありますが、「あなたが思う生涯現役って何ですか?」と尋ねられたら即答できるかどうか。・・・
「生涯現役」の意味するところには、スポーツ種目や、職種という括りで論じることは出来ないと思います。
1,000人に届こうとしている松阪市シルバー人材センター、会員さんとの対話を通じて私なりに「生涯現役」という言葉の意味を見つけ出したいと思います。
ジャズシンガーの綾戸智恵さんは、「生涯現役」をこう語っておられます。
「私は生涯現役を仕事に限定したことだと思っていません。現役とは”元気に生き続ける”ということ。そして、その”時々の自分が、目の前のことを精一杯やれるようにする。”それが、生涯現役の意味だと思っております。」
※生涯現役の日
「日本は”大人になった個人が人生100年時代になっても最後まで自立していける生涯現役社会”の入り口に立っている」という意味合いの「記念日」との思いを込めて2018年9月19日制定されました。
N・O・R・O
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