理事長のつぶや記~vol.15~

彼岸花(ヒガンバナ)

 前回はコスモスについて書きましたが、今回はコスモスと同じく日本の初秋を彩る植物、彼岸花についてふれてみたいと思います。

 今年も彼岸の頃、水田のあぜ道になどに鮮やかな真っ赤な花を咲かせていました。子どもの頃、葉がなくて茎の先に真っ赤な花を咲かせる彼岸花に少し怖いイメージをもっていました。
 この彼岸花は、中国を原産として稲作の伝来とともに日本に入ってきたとも言われますが、伝来の時期は定かではありません。遅くとも室町時代頃までには伝来したと考えられています。

 彼岸花は曼殊沙華(まんじゅしゃげ)とも呼ばれますが、この曼殊沙華は法華経に登場する花の名前を由来としています。法華経を説かれる「ブッダ」の頭上に天上の花である曼陀羅華(まんだらけ)と曼殊沙華が降り注いで「ブッダ」を礼賛したということです。曼殊沙華はサンスクリット語(梵語)の「マンジュシャカ」が転じたもので、もとの意味は「赤い」だそうです。

 そう言えば、山口百恵さんアルバムにも「曼殊沙華」というのがありました。歌詞では「マンジュシャカ」となっていました。

 さて彼岸花の鱗茎(球根)には有毒成分が含まれています。食べると吐き気、腹痛を起こし重症の中毒になることもあります。しかし、この有毒成分は水溶性ですので、すり潰して長時間水にさらせば、無害化が可能なため古代には飢饉の際に飢えを救った植物であり、第二次世界大戦中などの戦時や非常時には食用とされたこともありました。

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